県立上位校受験専門塾四日市ゼミ

2021.06.03
コラム

中学1年生での英語の現状

中間テストが終わり、1~2週間が経ちました。

今回の中間テストを見て、やはり中1生の英語のテストが難しくなっているなと感じました。

 

今年からの教科書改訂・指導要領の変更により英語の単語数がすごく増えているのですが、

今回のテスト範囲で中学1年生が新しく習う単語数は多く、80近い単語を覚えなければなりませんでした。

これは1つの単元での3年生や2年生と比べて2倍以上の単語数があります。

 

なぜ中学1年生の単語数がこんなに多いかというと、小学校で習うはずの英単語が含まれているからです。

そして、この「小学校で習うはずの英単語」は、公立の小学校では特にテストなどをして暗記させることはさせていません。

なので、新中1生で入ってきた生徒さんで単語が書ける子はほとんどいませんでした。

 

つまり、この中学1年生の現状で小学生の分も合わせて覚えていかなくではならないのです。

これにより、これからも1年生はこの現状が続きます。それどころか2・3年生の4倍以上の単語数となる単元も存在します。

 

今回の中間テストは今まで英会話教室や英検などで単語を覚えてきた生徒さんと、そうではない生徒さんでかなりの差が出てしまったのではないかと感じます。

そして、これが続いて早い段階で英語を嫌いになってしまうと、将来的に取り戻すのがとても大変になっていきます。

 

英語は単語を覚えなくては始まりませんし、今まで出てきた単語は当たり前に出てきます。

そして、高校でも習っていきますし、大学受験でも英語は使う場合が多いです。

 

将来のため、今回の結果が良くなかった生徒さんには早めの英語学習の取り組みをお願いいたします。