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- 2022.09.16
- コラム
数学を効率よく勉強するために
2学期が始まりしばらく経ちました。
文化祭や体育祭などのイベントも今月~来月あたりに実施される学校も多い時期です。
コロナのことで心配ではありますが、こういった行事に参加して生徒たちには学校生活を楽しんでほしいと思います。
最近、保護者様から「効率よく勉強するにはどうしたら良いか」と相談されました。
時間で言うと朝早く起きたときは演習系の勉強、夜寝る前には記憶系の勉強をすると良いとか
インプットとアウトプットは3:7の割合が理想的に記憶しやすくなるといった勉強法はあります。
しかし、これは個人差もあり、普段から本人が時間や配分を管理できるなら継続するでしょうが、難しいです。
ただ、数学は他の教科よりも効率的に勉強できるようになりやすい教科です。
なぜなら、数学は問題を解くときに他の教科とは違う「計算」が関わってくるからです。
もちろん他の教科でも、理科などは計算を行う問題もありますが、数学は圧倒的に計算力というのが大きな差となっています。
つまり、計算が速くなればそれだけ問題を早く解けるようになるということです。
そうすることで、少ない時間でたくさん解けたり、テストでも時間に余裕が持てて見直しもしやすくなります。
極論でいうと、算数の「足し算」「引き算」が速くなるだけでも効率よく勉強できるようになるということです。
意外と小学校の算数の計算で手間取る生徒は多いです。
分数、小数、百分率や道のりと時間と速さの関係などがしっかりと身についてないと
それらの問題が出てきたとき、いちいち手が止まって思い出したり考えたりしてしまいます。
足し算、引き算やかけ算、わり算にしても2ケタ~3ケタになると時間がかかってしまうでしょう。
では、計算力をつける、つまり計算を速くするにはどうすれば良いか。
まず、大事なのは小学校の「算数」を完璧にできるようになることです。
なので、単純な計算問題、いわゆる算数ドリルでも良いので繰り返し解きましょう。
計算に限ったことではないですが、スピードを身に付けるには繰り返すことが大切です。
小学生の時に算数ドリルをたくさんやっている子は、ここで差がついてきます。
時間を測ってみて1ページ何分でできるようになったか比べるのも達成感を感じられるでしょう。
数学を効率よく勉強できるようになりたいと思っている方は、簡単な計算からでも良いので、
繰り返し計算問題を解いて、まず計算を速くできるようになりましょう。
そうすれば、数学の全体的な成績の向上にも繋がるでしょう。
実際に夏期講習では、計算問題を多く演習しました。
四日市ゼミでは、普段の学校の授業に合わせた勉強もしながら、こういった基礎的な勉強も重視して指導しています。
お子様の勉強法について疑問・相談などありましたら、ぜひ四日市ゼミにご連絡ください。