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- 2022.11.22
- コラム
新しく中学生になるお子さまをお持ちの保護者さまへ④
理科・社会を中学から得意にする!
今まで小学生と中学生の勉強の違いについてお話してきました。
中学になってからも小学生のままの勉強のやり方を続けていると、
うまくいかないと、分かっていただけたと思います。
その最大の原因は「テスト」形式のちがいです。
小学校のテストでは、前回の授業で学習した内容を問う問題が出題されます。
出題範囲が狭く、難易度も高くないので、授業を聞いて宿題をきっちりとやっていれば、
テストでは高得点を取ることができていたはずです。
それに対して中学校では、小テストもありますが、
メインのテストは、いわゆる「定期テスト」です。
そして、中学の学習内容は当然小学校のときと比較すると
難易度が上がり、量も多くなっています。
「長い期間にわたって学習した大量の難しいことが出るテスト」
と思ってください。
だから、テスト前に「テスト勉強」をしなければ高得点は望めません。
中学生になると普段の勉強に加えてテスト前に試験範囲をしっかりと
勉強することが必要になります。
定期テストは通知表に直結し、通知表は内申点に直結しています。
中学生として、「テスト勉強」のやり方を身につけるかどうかは
単に学校の成績だけでなく、高校入試にも大きな影響が出るのです。
特に教科でいうと理科、社会に差が出やすくなります。
英語、数学と違って積み上げ教科でない分、興味関心はさておいて、
授業が何言っているかよく理解できない、ということはないと思います。
そして定期テストでは毎回、まとまった量が出題されます。
計画的にテスト勉強するコツを早くつかむ必要があります。
理科社会は、まず知識を暗記する必要があります。
ですから、学校で渡される副教材の問題集(=ワーク)を
活用して暗記する勉強法を生徒さんには身に付けて頂いています。
暗記というと無機質に思われるかもしれませんが
知識は覚えるしかないのです。
また、暗記して、点数が上がってくるとやる気も出てきますし
興味もわいて得意になることが多いです。
高校入試でもとても有利になります。
暗記というのは継続です。
積み重ねの教科ではない分、覚えるのは簡単ではありません。
何度も繰り返し、毎回しっかりと覚えていく必要があるのです。
「暗記教科だから」と安易に考えず、
「暗記教科だからこそ」と考え、勉強していきましょう。