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- 2020.09.11
- コラム
生徒さんたちの気持ち・考え方
2学期になり、3週間近く経ちました。
暑かったり、雨が降ったりと天候に左右される日々が続いてます。
いつも授業を始める前に最近あった出来事を書いてもらうのですが、
その中で先日、ある生徒さんが1学期に実施できなかった体育祭をこの時期に
始めるので、その練習をしているということを教えてくれました。
例年よりも種目が少なくなり、時間も短くなったそうです。
運動が好きで、将来スポーツの道に進みたいと言った生徒さんだったので、
とても残念そうでした。
一方、運動があまり得意ではない生徒さんはそれを喜ぶ内容を
書いてくれたりして、それぞれ意見があるのだなぁと改めて思いました。
他にも飼っているペットのお話や、今読んでいる本の内容など
いろいろな日々の事柄を書いてくれています。
元々は、文を作る「文章力」と自分の気持ちをまとめる「説明力」などの国語的な
能力をつけてもらうために始めたものですが
最近それだけではなく生徒さんたち個々の考えや気持ちなどを教えてもらえる重要な
ツールになっていると感じています。
この時代、学校では集団生活の中で自分を前にあまり出せなく、
ご自宅でも多感な時期というのもありますが、共働きのご家庭も多く、
自分の気持ちを伝える場がないという生徒さんも少なくないのではないでしょうか。
生徒さん1人1人が何を考え、どう感じているのか、そういったことも汲み取って
導いてあげるのことも教育の一つであり、大切なことであると考えているので、
これからも生徒さん1人1人の気持ちをサポートしていこうと思います。