県立上位校受験専門塾四日市ゼミ

2020.10.31
コラム

高校入試における内申点の重要性

最近、だいぶ寒くなってきました。それにより体調を崩す人も多いかと感じます。

体調管理には気を付けていきたいですね。

 

さて、10月も今日で終わり、明日から11月に入ります。

3年生・受験生にとっては受験の日が刻一刻と近づいてきている状況です。

皆さん志望校も決まり、合格に向けて頑張っていることと思います。

 

今年は休校期間があり、多くの学校行事がこの2学期に集まりました。

3年の受験生にとっては学校最後の行事です。

無くなるというのもつらいですが、この時期に集まると受験に専念できないという生徒さんもいます。

成績上げるためには、行事にも積極的に取り組まなくてはならないからです。

 

当たり前ですが、高校受験では内申点(成績表にある5段階評価の合計)が

とても重要になってきます。

というのも志望校に届く最初の判断基準が「調査書」になるからです。

この「調査書」には内申点が記載されます。主に3年次の割合がとても多くなっています。

 

三重県の公立高校入試では、まずこの内申点で上位から合否判定されます。

募集定員よりも若干多めには判定されますが、そこに入らなければ実際の試験で

いくら良い点数を取っても厳しい結果となります。

 

試験の点数は短期間でも集中して勉強すれば上げることが可能ですが、

内申点は今までの学校生活、定期試験などの積み重ねなのでそう簡単には上がりません。

特に3年の受験生は皆、内申点を上げるために頑張るので、定期テストなどの点数で評価

されることが多くなります。

 

公立中学では3年次の全てを含めた総合の内申点が最終的につけられます。

高校では3年次の最終的な内申点を重視するというところが多いので、

1学期だけ、2学期だけではなく、3年次は全てを頑張らないといけないのです。

 

3年生だけではありません。先ほども書いたとおり、内申点はいきなりは上がらないのです。

なぜなら頑張っている努力を学校の先生方に認めてもらう必要があるからです。

なので1年生、2年生のうちから少しずつ意識をし、上げていく必要があります。

 

まだ多くの1年生、2年生の生徒さん達は志望校が決まっていないと思います。

しかし3年生になった時、内申点が足りないので行きたい高校を諦める、ということに

ならないよう、今のうちから意識をしておくことも必要です。