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- 2020.11.19
- コラム
テスト前に掲げる小さな「目標」
11月も半分を過ぎ、秋も終わりを迎えてきています。
どの中学校も期末テストの時期になりました。
積極的に自習しに来てくれている生徒の姿も見られます。
そんなテスト前の生徒たちの心境とそれを前向きにとらえさせる方法をお話しします。
テスト前になると「勉強しないといけない」という気持ちになって
「ゲームができなくて辛い」
「部活動ができなくて悲しい」
「遊びに行けないから苦しい」
といった声が生徒たちから聞こえてきます。
テスト期間中は様々な抑圧があり、生徒さんはほどんどが疲れた顔をしています。
そんな時だからこそ、考えさせてあげたいのが、少し先の未来のことです。
「テストが終わったら、したいことをしよう!」
今、辛い事や苦しい状態の時にそれを乗り越えた先の事を想像させてあげて
楽しいことをイメージすることで勉強に対するモチベーションも上がってきます。
目標や目的無く頑張るのはとても難しいので、大したことのないちょっとしたことでも
目標や目的を作ってあげることで、生徒たちは頑張るきっかけができます。
「今、ゲームができないから辛い」ではなく「テストが終わったら思いっきりゲームしよう」に
意識を変えさせてあげることが大切だと思います。
「将来の夢」や「なりたい職業」といった目標がある人が、それに向かって頑張れるように
「テストが終わったらしたいこと」を小さな目標として掲げることで頑張れる。
「テスト前だから勉強しなければいけない」と考えさせるよりも
その小さな目標に向かっていく姿勢を整えてあげられるようにコミュニケーションを行い、
自らやる気を高めていけるよう指導していきたいと思います。