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- 2020.12.09
- コラム
悔しさをバネに「普段から」心がける事
12月になり今年もそろそろ終わりが見え始めました。
期末テストが終わり、その結果がチラホラ見られるようになりました。
その中である生徒さんがとてもショックな顔で塾にやってきました。
その生徒さんは期末テストの合計点が目標点より高ければ、欲しいものを買ってもらえると親御さんと約束していました。
しかし、目標点にわずか7点ほど届かず買ってもらうことができなかったのです。
「先生、もうすごくショックです。つらいです。」と悲しみにくれていました。
その原因は、もちろん目標点に届かなかったこともそうなのですが、その7点が本当に小さなミスの積み重ねで失ってしまったものだったからなのです。
その生徒さんは普段の勉強でもきちんと理解できているのに、些細なミスが多い方でした。
「おしかったね。だけど君はこのミスがなければ目標点を取れる実力があるということだから、普段からしっかり問題を見て、見直しもして次のテストは確実に点を取ろう!」
「そうしたら次は目標点以上取れるよ」
と私が言うと
彼は
「わかりました。次は絶対に問題をしっかり見て、見直しもして確実に点を取ります」
「次こそは必ず目標点以上取ってみせます!」
とやる気に満ち溢れていました。
その日、その生徒さんは真剣な表情でしっかり問題を読んで、見直しもしながら問題に解いていきました。
結果的にほとんどミスなく問題を終え、満足そうに帰っていきました。
こうして普段から問題をよく読み、見直しをすることでテストでも些細なミスが起きにくくなります。
テストで点数が取れなかった時に、一番悔しいのは「わからなかった」ことよりも「わかってたのに間違えた」ことです。
生徒さん達にそんな悔しい思いをさせないためにも、普段から「よく読み」「見直しをする」を指導していきます。