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- 2021.05.13
- お知らせ,コラム
中学校での「成績の付け方」が変わりました。
新学期が始まって1か月が過ぎ、生徒さん達も新しい学年に慣れてきた頃かと思います。
少し前に生徒さんたちが言っていたのですが、先生から成績の付け方が変わったと言うことを
伝えられたらしいのです。
調べたところ、今年から新学習指導要領として従来の観点の成績の付け方から変わるようです。
従来では、「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」「関心・意欲・態度」の4観点で評価する方法を
とっていたのですが、
今回から「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点での評価となるようです。
4観点から3観点に減ったのですが、これは1観点あたりの評価が大きくなったとも言えます。
特にに4観点だった時の「知識・理解」「技能」の評価は、学校での定期テストが大きく関わってくるので、
4観点のうち半分の評価が、定期テストで決まってしまうという状況でした。
今回からは、定期テストをただ頑張れば良いと言ったわけではなく、授業内でのディスカッションや発表などでの
評価が求められる「思考・判断・表現」の観点や、学習のためにいかに積極的に行動しているかという「主体的に
学習に取り組む態度」の観点での評価が必要になってきます。
さらに「関心・意欲・態度」は「主体的に学習に取り組む態度」に変わり、ただ真面目に提出物や挙手をしていれば
良いというわけではなく、先生に勉強に対して積極的だということを示さなければなりません。
というように新学習指導要領が変わったことで成績の付け方が大きく変わるようです。
もしかすると今まで成績、内申が良かった生徒さんも評価が一転するかもしれません。
新しい学習指導要領に対応するため生徒さん達には、定期テスト対策以外にもコミュニケーションや問題解決の
重要性、勉強に対する意欲の持ち方、示し方の大切さなども教えています。
生徒さん達の頑張りが報われるように、一生懸命サポートさせていただきます。